AWS re:Invent 2023に参加してきました!
こんにちは。まだまだ世の中に出て4年目のもりかぷです。
2023/11/27 ~ 12/1 にアメリカ合衆国、ラスベガスにて開催されたAWS re:Invent 2023に個人として参加してきました!(おかげさまで2回目の参加です!)
今回は参加した感想だったり、所感、皆様にもワクワクを共有できればと思います。
※参加にあたり、会社の所属部門にスポンサーになってもらいました。
AWS re:Invent って何?
AWS(Amazon Web Services)が主催する学習型のカンファレンスです。
AWSのサービスについて実際に触って学習するワークショップや、事例や使い方などのセッション、AWSの文化など開発者としてのスキルアップのためのセッションがあります。
その他、AWSの新サービスを発表する基調講演やスポンサー、ユーザー、サービスの開発者などをつながることができるアクティビティやコミュニケーションなど、様々なコンテンツがあります。
(全部書くとキリがないので、公式サイトもどうぞ)
自分がオンラインではなく現地で参加する理由
一応、参加無料のオンライン配信もあったりするのですが、大金をはたいて昨年に引き続き現地で参加する理由として
・サービスの開発者と直接話せる、質問できる
・社外の人とのネットワーキングができる
・発表されたサービスをより早く触ることができる
・現地ならではのアツさを直接肌で感じられる
他にも色々とあるのですが、大きくはこの4つに集約されるのではないかなと思います。
特に「サービスの開発者と直接話せる、質問できる」というのが個人的にかなり大きくて、実際使っているサービスについて「○○を使っていて、○○したい、○○しようとしているのだけど、どうかな?」といったサービスの設定だったり、個人的な質問を直接開発者の方やマネージャーの方に問いかけることができるというのが、やはり現地でしか得られないものだと考えています。
オンラインもオンラインでいつでも好きな時に聞けるといったメリットがありますが、双方向コミュニケーションができるのは現地参加ならではアドバンテージです。
参加したセッションの話
Breakout Session(基本的に聞くだけ)
- BOA320 | Building high-performance gaming applications with Redis
- BOA306 | Building an AWS solutions architect agent with Amazon Bedrock
- QTC204 | Practical implementations of quantum communication networks
- SUP205-NEW | [NEW LAUNCH] Collaborate within your company and with AWS using AWS re:Post Private
Workshop(実際に手を動かしてサービスなどを触る)
- ROB306 | Build a cloud- and AI-powered dancing robot
- SVS202 | Getting started with serverless patterns
- DOP302 | Build software faster with Amazon CodeCatalyst
- AIM252-NEW-R1 | [NEW LAUNCH] Learn generative AI with PartyRock, an Amazon Bedrock playground [REPEAT]
Chalk Talk(発表者と参加者がディスカッションしながら進める)
- DOP317 | Applying Amazon’s DevOps culture to your team
- BOA202-R1 | DevOps in practice for beginners [REPEAT]
- ARC212 | Be prepared: Learning from incident response
- CMP409-R1 | AI/ML inference on AWS Graviton3–based instances [REPEAT]
Gamified Learning(ゲームのような勉強、競技)
- GHJ302 | AWS GameDay Championship: Network Topology Titans (sponsored by Lacework)
Keynote(基調講演)
- KEY001 | Monday Night Live with Peter DeSantis
- KEY002 | Adam Selipsky Keynote
その他
- EXPO(スポンサーなどのサービス展示)
- re:Play(イベント終盤にあるパーティ)
ここに感想を書くと恐ろしく長くなる可能性があるので別記事にしました。
以下からどうぞ。
現地の様子
ところで、個人手配、いくらかかった?
さて、参加を考えている方にはかなり重要なところだと思いますが、オンラインではなく現地参加する場合、カンファレンスパスやホテル、航空券など諸費用が発生します。
以下に軽くまとめてみました。
名前 | 金額 | 補足 |
---|---|---|
カンファレンスパス | 2099.00 USD | 参加チケット。日本円で306,272円 |
航空券 | 193,120円 | Trip.comで手配 |
ホテル代 | 127,600円 | HISで予約 |
ホテルリゾートフィー | 41,129円 | ホテルによって異なる |
保険 | 10,520円 | AIGで契約 |
--- | --- | --- |
合計 | 678,641円 | 金額は目安です。 |
宿泊するホテルや航空会社、JPY/USDのレートによって変わりますが、今回手配した組み合わせだと70万円弱となりました。
※筆者は会社の所属部門にスポンサーになってもらったため、全額は負担していません。(本当にありがとうございます)
ぶっちゃけ高いな~と思うかもしれませんが、朝食、昼食、1週間AWS漬け、サービスの開発者やマネージャーから直接話を聞けるor 1on1できる、基調講演、パートナーとのコネクションを作れる、世界中の開発者などと交流できるなど、確実に値段以上の経験を得られます。
終わりに
言いたいことはTwitterにも書いたのですが
↑だと思っていて、去年、初めて参加したときは当時業務でAWSを触ることもなく、なんとなくの知識でなんか資格持っているレベルで参加しました。
当時は新しいサービスを使ったワークショップやセッションで楽しんでいたものの、規模や人の多さ、英語、知識など様々なものに圧倒され割とAWS re:Inventを攻略できていなかった感がありました。(実際、会社の出張としていきましたが、初めての出張だったり消化不良というのもあり、まともな出張報告書は書けませんでした。)
ただ、現地に参加してからオンプレだけではなく、技術の先を歩むAWSについていきたい、もっと知らない世界を知りたい、といった様々なものが重なり、業務で触れないけど個人なら何やっても大丈夫!ということで無料枠などを駆使しつつAWSのサービスを実際に触ったり、理解度を深めるために資格取得を行いました。(初参加したときは2つでしたが、今は6つ持ってます。)
また、一度会場の雰囲気や立ち回り方など、確実に経験が役に立つので2度目はより多くの参加者やスポンサーブースの方、AWSの方との交流や会話を楽しんだり、サービスへの知識を付けておいたためスムーズにセッション内容を理解することができました。
もう一つ、今年も出張としていきたい!と打診したのですが、諸事情により難しく「ならばいっそのこと1回ぐらいは個人で且つ旅行で行ってみよう!」として、有給を取り参加したのも、かなり大きかったんじゃないかなと思っています。
というのも個人参加であれば、いつも以上に自由にできるため、後のことはあまり考えずに行動でき、ひたすら興味あるものを学べる、触れられる、遊べるというように、毎日好きなもの漬けとなるため、かなりモチベーションがありました。
(実は、「ちょっと個人事業主として休みとって行ってきます。」と部分的に話したところ、意外とその話が社内で話題になり、所属部門の役員の方や部長のご厚意で参加費用をスポンサーして頂けることになったりと、色々と手助け下さり本当にありがたかったです。この場を借りて感謝申し上げます。)
色々と雑な文を書いてはしまったのですが、業務でまっっっっっっっっっっったくAWSを触れていない中の人ですが、このような海外テックカンファレンスへの参加から新しい視野、サービス、コミュニティ活動への参加など様々なものを得ることができました。
(ガチガチに個人で使うには結構な費用になってしまうので、あくまでも実験目的中心となりますが、空いた時間があれば触るみたいなことをしています。)
最後になりますが、記事を読んで行ってみたいな、と少しでも思っていただけたら嬉しいです。
その際はまず行きたい!!!ということを周りの人に伝えてみましょう。(まずは行動するのが一番です。)
自分としても来年も継続して参加できるように...いや、絶対に行きますので現地(またはもっと早くどこか)でお会いすることができたら幸いです。
雑文章垂れ流してしまいましたが、参加された方はお疲れ様でした!そして、興味を持ってくださった方はぜひ!
また来年お会いしましょう。では!